11/19

昨日は久しぶりに気分が落ちた。泊まりに来る予定だった妹は、寒いからまた今度…とのことで土日を一人で過ごすことになった。昨日の今日なので気づくと卵巣のことを考えていて、妊孕性すなわち人生設計にまで一足飛びに考えが及んでしまう。休んだ翌日、上司にざっくり受診した理由を説明すると「それはこわかったね」と言われた。そう、こわかったんだけど、同業者はその時一番ほしい言葉をくれるからいやだ。気持ちがぐにゃぐにゃして、何も返せなくて無視したみたいになった。布団の中で涙が出る。いま考えても仕方ないことで悩むのが一番不毛だ。そしてこういうとき最後は必ず同じところに着地するのだった。着地点のことは恥ずかしくて誰にも言えない。生理は薬で止まってるのに生理前みたい。

 

今日は昼前には起きて外に出た。ダル着どすっぴんということは忘れて美人の表情で歩く。このまちはプチ飲屋街なので、日曜午前なんてどこも閉まっていて人通りも少なく、風は冷たすぎずきりっとして、正月みたいな空気だ、と思ってうれしくなる。昨日とは打って変わった日にできそうな気分になってありがたい。ケーキ屋さんに寄って、昼には売り切れてしまうシュークリームを買えた。健康のために野菜不足を解消したくて、スーパーでまとめ買いした。平日にこの量をさばく自信はなく、今日やるしかなかった。今日も自信はなかった。でもやる気はちゃんと出てきてくれて、めちゃくちゃ美味しいポトフができて満足。今年はまじで厄年すぎる…とくよくよしてたけど、気分が落ちるのが久しぶりということ自体がすごくて、やっぱりどしどし進んできた一年ですよ、と労いたい。